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ごあいさつ

このたび平成20年6月1日より加藤院長の後任として札幌しらかば台病院院長に就任いたしました遠藤高夫と申します。
当院は地域の方々の健康を守り、また、リハビリテーションを中心とした心身の回復を願って昭和63年2月開院し、以来、札幌医科大学及び聖マリアンナ医科大学の関連施設として、更に札幌市内近隣の病・医院の先生と連携して地域の患者様の診療にあたってまいりました。

現在の病床は一般病棟162床・医療療養病床100床の計262床で標榜科名は、消化器内科・循環器内科・内科・整形外科・脳神経内科およびリハビリテーション科・リウマチ科・アレルギー科で、漢方の治療も行っています。
特に内科は消化器/消化器内視鏡/循環器/脳神経内科/血液・膠原病/リハビリテーション/老年病と幅広い分野の学会認定専門医・指導医を擁し、最先端の医療をご提供できる状況にあります。
消化器内視鏡は大学教員時代に私の専門分野だったこともあり、患者様の負担の軽い経鼻内視鏡・短波長の光で病気を発見できる特殊内視鏡・通常は観察不可能な小腸まで検査できるバルン付き小腸内視鏡・実際の嚥下機能を評価可能な嚥下内視鏡などの最新の内視鏡機器を導入しております。
循環器ではペースメーカー植え込み術・急性ならびに慢性期腎透析・多様な疾患に対する血液浄化療法(アフェレーシス)を施工しており、人工呼吸器管理も3人のME(臨床工学技師)のアシストにより多くの患者様に施行されております。
また本院は北海道の中でも最も早くから(平成7年)胃瘻栄養を開始した病院でありまして、胃瘻の作成と管理に関しては多くのノウハウと経験の蓄積がございます。
一方、この地域は札幌市の中でも高齢の方の多い地域ですので、急性期から慢性期・入院から在宅医療まで一貫したトータルケアを実践し、訪問看護ステーション、在宅介護予防センター、居宅介護支援事業所、通所リハビリテーション(デイケア)も行っており、充実したスタッフのもと最新最良の治療を目指しております。
これからもこの病院の持つすべての機能をフル回転させ、高齢化社会を迎えた21世紀の医療・福祉を念頭において広く地域社会の患者様のトータルケアを目指し、全ての職員が基本理念のもと一丸となって取り組んでまいります。